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​海>湖>池≧水たまり/pond/ynによるお題サイト/何かあれば/sink.under◎gmail.com

​161019 16月に会いましょう

それは悠久の青
時計の骨
ノアの箱舟は存在しない
ソクラテスの弁明
アルキメデスの苦悩
忸怩たる#####
こんな重い空気では息ができない空へ、
空へ連れていって!
カラスの翼
簪 釵 鈿
墨染の瓊ば玉
深海鯨

 

青、認識不可能です

灰の肌灰の植物灰の世界

捨てたのは人間で、烏滸がましくも

寡婦の穴

蜉蝣の葬送

眼窩に溜まった塩酸に泳ぐ魚

空と死のはざまで

アルカイックスマイルへ祈りを捧げよ

右に蛇蠱、左に空亡

後は埋まるのを待つばかり


溺れる世界
存在の収斂
銀貨水母
眩暈が嗤う
神様に名はいらない
君の背中を押して(その行き先はどこ)
水面の向こう側に、宙
深海魚の圧死
蛇と虹
泥濘の中に海
あなたしがない虫螻

 

マタイ27:33
イブに果実を
義眼で仰ぐ天の川はこれまでの何よりも美しくて
青い空気に酸欠
眼球交換
愚者の遺言
消えるだけ(それでも縛られたままだけど)
かみさま、懺悔のお時間です
丘の上では息ができないの
貴女の吐いた煙管の煙で余すところなくわたくし  の肺を満たしたい
友だったモノ
ほら、もうすぐ、そこ、だ。

 

翼を奪われた英雄

錆びた剣の残骸で君を屠る

とどめられた気泡

放射線上の死神の慟哭

首切り職がながした涙は

愛している、と落した道化

滑稽な内側と真理の先の腐した真実

友よ友よ私はここまでだ

天体狂騒
溢れた空
雲に梯
篠突く雨
宇宙規模で舞踏会
無機物の勝利
弑する(意味:親殺し)
雨のち、ことば
枝先に月
シスター、シスター
振り返れば惑星のスプラッタ

 

閉ざされた優しい箱庭

守られた静寂

無知な隣人の

崩壊の音は足下まで

 

枯れた砂の暴食

星降り燃える街に横たわるは静寂

硝子片とアルミ缶の踊る空

missing darkness for light

戯れる引力により尊厳死

忘れたのか忘れられたのか

シスター、シスター

彼も意味もありはしないと

あなたはすでに知っているのに

ねぇ、

シスター、シスター

ごめん、ごめん。

脳を吐き出す(破棄出す)

僕の''ここ''が囁くんだ

土煙くゆる戦場でいつかのおまえの面影をみる

殺人者諸君よ!

私はなにも求めない(翁草)

贖罪枯花の風溜まり

ティル・ナ・ノーグの一夜の夢

世界は始まらない

絶望の淵に金盞花は咲く

冒した罪はいかほど

熟れた赤いリンゴ

鐘の音は聞こえない

中毒なのです

抜け出せない

神さま、僕の罪

どうにかなりますか

銀河へ逃避行
真夜中路面電車
少年少女矛盾
生餌(名前)を与えられ、君は初めて人間になった
潮騒に包まれたならば
あなたと死んでもいいと思えたのです。
Jewsの嘆きが空を衝く
嘘の世界not world
この激情を
砂糖漬けの心臓
純水すぎる

 

世界の終焉の中

昏く閉ざしたのは君の目蓋

愛しています、

まるで道化のようだから

泥濘のなかに海

いつか消えても

涅槃を何処かで臨んでいて

亜熱帯の夜コインを捨てた首狩り

金の髪飾りを落したのは
 

死と愛と君と僕
眼窩の奥には109億光年の銀河(フィラメント)
原子番号80Hg中毒
相対的距離関係における絶望
世界を除く
アンダーグラウンドの死神
芳しきモルヒネ
一人静(静謐)
ピアスの冷たさ孕む舌先で脊椎Cl(Atlas)をしゃぶ  る
404 Not Found モンタギュダーディー
憶えていますか

 

エンケ彗星の速度で

(嚥下)

テンペル第二彗星を追いかけて

(天辺)

アラン彗星の向こう側へ

(在らん)

思惟にやぶれた掌

苔むした台座には八百万の神が宿る

呑み込まれよ、地平線

基調音は騒音と相成りました

頭蓋の皹に這うは蛇の形骸

隔絶された無窮の空に問いかける憧憬

千年の名も亡き道草

そこは始まりの姿
 

有人論
GOD IS DEAD DOG IS ALIVE
(神は死に、人は生き続ける)
土泳ぐ魚
山の沈むところで待ってる
柿に烏
虫喰いの手のひら
下から7つ目の背骨をちょうだい。
左階段3段目に横たわるのは
Mの名
真っ黒サンクチュアリ
不在の証明の存在


左階段3段目に横たわるのは

 思考の抜け殻

   左階段3段目に横たわるのは

     擦り切れた本

       左階段3段目に横たわるのは

         いつか見た襤褸

           左階段3段目に横たわるのは

             手向けられた百合

               左階段3段目に横たわるのは

                 お前の死体

                   左階段3段目に横たわるのは

パッシミストの啓上
古より
あの夏を繰り返す
賽の河原に石を、石を積むのだ。鬼の来ぬうち

 に。
くじら骨の橋
とどのつまり
¿24:00=8640°?
或る少年少女の
蠅の王
それがそれたる所以の3分54.0094秒
本当のエデンは西にあるらしい

六道

天帝の御名より逃げられぬ定めかな

空亡

我、闇を追い破滅もたらすものなり、

八咫烏

恐れよ、恐れよ、降り注ぐは神の言葉

蛇蠱

さまよう魂、喰らうてやろうか

煙々羅

汝、ゆめゆめ逃す事勿れ、煙晴るれば現再び見ること能わず

禁断の実が成る木の下に

かつて豊穣であったところの落人は邪に横たわり月へ首をもたげ光の涙を流す

それが最後の破片だった

晩夏の白日夢

から

世界の果てより親愛なるあなたへ哀悼を

彼女の手は美しく紡ぐ

月の出る待ち合わせ

どうか、思い出してくれるな

夢の跡

亡羊の嘆

私の心の一番深くて綺麗な場所

Water me

風が吹く、麦が揺れる、消える

今日私は何かを忘れた、

風にさらわれ山を越えあの人のところへ。

今日私が生み出した黒いシミたちは、

紙の上で滲む。

知らないから並べる、

今日私は何かを掴む、

​いつも空ぶりだ。

いざいざ、鳴り響けファンファーレ

いざいざ、高らかに進軍喇叭

いざいざ、軍靴を打ち鳴らせ

いざいざ、帝国臣民尽忠報国 

さめざめ、夜の恐怖を知り

さめざめ、悪意を雲に隠し

さめざめ、事変前夜

さめざめ、贐を胸に愛骸を乞う

ふたたび、命は芽生える

 

rain is coming with tomorrow
第3世界のsomething blue
貝殻の音を集めて私だけの海
とおひ君へ
泳ぐ神
ハレルヤハレルヤ
東の方エデンに園を設け
砂海
PUPA
花火の下で傘をさす
閉じる空

 

白靄の中で

波の音だけが。

触れるのは冷たい(一面の砂)

(一面の砂)乾涸びる

(でも)見えない, 灰色の雲, prison

海があって波の音がして

見えるのは

砂の底底への旅、ゆるやかな下降

突然の崖、海溝

(ワールドエンド), fin.
 

​こいこい

蒼い森

残滓の感情

神、乞い

鍵盤上の季節

野分の渡りが来るぞ

栗落花

あなただった種は海に根をはる凪の木になった

​宇宙への放物線が見えたなら私の最後を探して欲  しい

鉄塔は杭 / 這う山

どうせ死ぬあたしの無花果的な124分

鬱蒼とした森の中を一つの閃光が駆けていく

一迅の風、

跡に何もなく、

木々を取りまく風だけが、

一つの証明であった。

さぁさぁ踊れや唱え

騒げや騒げや

今宵、燔祭の夜

あの子の消える夜

許さぬ赦さぬ

奪う神など許さぬ

まちやれ待ちやれ

​必ずや

奇譚

雨が降るある日、梔子の木の下で首のない彼女

に出会った。彼女は四肢を動かし、何かを伝えたい様子だった。しかし私には分

からない。

死人に口無しとはよく言ったものだ。

そして私は歩き出す。雨はいつまで続くのだろうかと思いながら。(くちなし)

雨の中の黄色い傘

美しい歌の汚い口

希望の歌にすがる心

君の笑顔と嘘の文字

​紫陽花に埋もれた骨

あなたに言いたいことがあったの。

トイレに行ったら

忘れてしまったわ。

二度目の夏

コンクリートの陽炎。茶色の向日葵。

絵本を映した稲妻。残る暑さ。

素麺の白。ガラスの氷の音。

カラン。

効きすぎた冷房。

押し寄せてくる夏の青痣。肌を伝う雫。

行かないで。

俄雨上がりの匂い。熱を洗い流して。蝉は一斉に命を鳴らす。

吐き出す。命が同時に終わった音。

残されたプール。浮かぶ虫の死骸。

ソーダ色の景色。明日の約束。

かごの中で死んだ蝉。割れた水風船。水しぶき越しの君の。

焦燥と楽観。

昨日より早い夕暮れ。置いていかないで。

不意によぎる秋の気配孕む風。

アルタイルが消えていく。沁みる。半袖と君。落ちる花火。

惜別と日常の邂逅。正面の黒い僕。

何も残らない。死ぬ瞬間を知らず死ぬ。

夏の秋が始まる。

僕の夏は君の死から始まる。

出口のない夕焼けに君を探し。影が焼き付いて離れない。

晩夏の君。​

–––通り雨は上がって、世界を変える白い光が覗く。

​今年二度目の夏が来る予感に、僕は駆け出した。​

​2016. 8. 31

ひとり。​

世界には針ノ木の色だけ

その頂から見渡した

川の底でガラス玉を探した

狼の毛皮をかぶり雪を駈けた​

君に会えるのはきっと16月。

ガラスの玉を白い土からきっと見つけるだろう

​ひろいあげて透かした先にきっと君の輪郭がある。

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